日本の看護師が国際看護師になり・なぜ海外を目指すのか?
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日本の看護師が国際看護師になり・なぜ海外を目指すのか?

こんにちは
日米看護師カメナースです。

今回は、「なぜ今、多くの日本の看護師がアメリカ・カナダ・オーストラリアなどの海外の看護師を目指しているのか」についてです。

それには、

色々な理由を聞きいてきましたが、 大きなカテゴリーに分けてみるとこんな感じでした。

  • 尊敬される医療者になりたい
  • 看護師の仕事に全力を注ぎたい
  • 海外で仕事できる国際スキルを身に付けたい
  • 海外での生活を通して日本を再認識したい
  • 日本の自分にそぐわない看護環境から抜け出したい
  • 日本での将来が不安・イメージできない
  • 日本にいると看護師なのに転職で給与が下がる
  • 自分の子供や旦那さんの為にも自分の頑張りを見てて欲しい

尊敬される医療者・看護師になりたい

尊敬される医療者・看護師になりたい

アメリカ看護

医療者の社会的地位が高いのがアメリカです。

アメリカでは医療費が高いこともあり、病院にかかるのはとっても大変なことです。

そのため医師や看護師は国民から尊敬され、社会的地位が高いのです。

COVID-19がアメリカで猛威を振るっていた時期
夜の8時になると『街中の至る所から拍手の音』が聞こえていました。
多くの市民が看護師をねぎらい、毎夜、同じ時刻に拍手を送ったり、笛を吹いたりしていました。

医療者への対応、待遇、取り巻く環境
世界中の情報がみじかにネットを通して見れる現在です。

情報が多すぎで迷子になっているネット世代も見受けられますが...

マスメディア放映しなくても、ネット世代の賢い看護師たちは、自分達がどのような扱いをされているのかに気がついているのです。

そのため、日本を脱出して自分の好きな場所で、好きな人と尊敬される医療者・看護師になりたいと思う人が徐々に増えているのです。

日本看護

一方、誰もが保険を使うことができる日本。
この保険制度のもと、日本では『気軽に病院を受診』することができます。そのためあってか患者と医療者との距離が近いのです。

それに加えて「やってくれて当たり前」的な日本独特の文化が重なり、医療者の『こころ』の疲弊を招きます。これこそが看護師の社会的地位や生活のクオリティを下げていることも事実です。

日本の看護師の8割以上が、看護の仕事を辞めたいと思いながら働いているのが現状です。

看護師の仕事に全力を注ぎたい

看護師の仕事に全力を注ぎたい

アメリカ看護師の環境

アメリカの看護師を取り巻く環境は、快適に整備されています。

受け持つ患者さんの数も日本よりも少く、細かい制度化がされています。
看護師ひとりに過度な負担がかからないよう環境が整えられています

日本の看護師のように、サービス残業はありません
もしも1週間に40時間以上働く場合、1.5倍〜2倍以上の賃金保証 がFair Labor Standard Overtime Laws (FLSA)の法で定められています。

残業を拒否した看護師がいたとして、にも関わらず残業をさせた場合、雇用主を罰する法律がある州もあります。
雇用者と看護師の間の取り決めがきちんとされています。

感染症が流行っている現在は、時給50ドルアップ。日給6万円以上。感染が収束してきても、一度上がった賃金は高止まりしている。アメリカ看護師・全米平均で15%アップ。

日本看護師の環境

一方、日本の看護師を取り巻く環境はどうでしょうか。

たてまえでは、業務の分担がされているにも関わらず、「正看護師」と「准看護師、看護助手、介護士」の分業ができていない病院が多く存在します。

アメリカでは、おむつ交換、採尿、入浴介助、清拭、食事介助、ベットメーキング、検査出し、リハ出しなどは、准看護師、看護助手、介護士が担当する業務です。それを日本では正看護師が担当しています。

看護師の仕事内容が多岐にわたり、本来の看護師の仕事に全力が注げない。最近はその傾向が強くなってか、悲鳴のメッセージをたくさんもらいます。

そんなメッセージをみてると、「言いたいけど言えない」のではないか、そんな気がしてなりません。

海外で仕事できる国際スキルを身に付けたい

海外で仕事できる国際スキルを身に付けたい

アメリカ国際看護師の免許をとる。
この最終ゴールは、アメリカで就職することでなくても、免許を取得するまでの手続き、テスト勉強など、合格までに経験する全ての工程が、その後の生活で役に立つのです。
だから賢い看護師が行動をはじめているのです。

『買い物する』『手続きする』『受験する』『就職探しする』これらは世界のどこにいてもネットを通じて個人でできてしまう現在です。

先日は、カリフォルニアで活躍されているアルツハイマーの研究者が、日本語と英語が使える第一助手をFacebookで募集していました。Zoom、Google meet、LINEなど、インタネットネットを介して看護師や医療者を取り巻く環境は、ますます近くなり、コンビニエンスになっています。

『アメリカ国際看護師になる手続き』

まずは行動してみましょう。

海外での生活を通して日本を再認識したい

海外での生活を通して日本を再認識したい

海外で生活した国際看護師のほぼ100%の人から聞く言葉があります。

それは、『日本の良さや改善した方が良いのかもしれない部分を客観的に認識できるよね!』です。日本を客観的に見ることができるのです。

日本国内では報道されていない情報も海外にいると聞くことができます。情報は操作されて日本に届いていることもあるのです。

日本の少子・超高齢化社会問題

今後の日本はどのような状態になるのか?
情報源の多い賢い人は、自分の身を守る行動計画を密かに立てているのです。

変化に敏感な看護師さんの海外脱出の計画は着々と。

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北海道生まれ。九州と中部の看護学校を卒業後、准看護師 → 看護師免許を取得。看護奨学金を返済後に上京する。看護が好きすぎて、ほぼずっと2つ3つの病院をかけもちしながら働いてました。その後ニューヨークへ渡米。グローバル・エデュケーション・ニューヨーク、コロンビア大学留学後、NCLEX-RN試験に合格。ニューヨーク州国際看護師 New York State Registered Nurse になる。その後、ライセンスをCalifornia State, RNにエンドース。外科、内科、循環器外科、集中治療室、整形外科、耳鼻咽喉科、訪問看護、在宅看護、夜勤専門看護師、オペ室、ファミリープラクティス、美容外科、美容皮膚科、メディカル・スパの診療科に勤務。看護師になりたいと思ったきっかけは幼少のころから父の転勤が多かったこと。どこに住んでも活かせる絶対安定の国家資格とスキルを身に付けておきたいと思い現在も進行形。さらに詳しく運営情報ページへどうぞ。

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