なぜ今、看護師が国際看護師になり海外を目指しているのか?

こんにちはカメナースです。
今回は、「なぜ今、日本の看護師が密かに海外を目指しているのか」についてです。
それには、
- 尊敬される医療者になりたい
- 看護師の仕事に全力を注ぎたい
- 海外で仕事できる国際スキルを身に付けたい
- 海外での生活を通して日本を再認識したい
こんな理由があるからです。
尊敬される医療者になりたい
アメリカ看護
医療者の社会的地位が高いのがアメリカです。
アメリカでは医療費が高いこともあり、病院にかかるのはとっても大変なことです。
そのため医師や看護師は国民から尊敬され、社会的地位が高いのです。
医療者への対応、待遇、取り巻く環境をみじかにネットを通して見れてしまう現在。日本を脱出して尊敬される医療者になりたいと思う人が増えているのです。
日本看護
一方、誰もが保険を使うことができる日本。この保険制度のもと、日本では『気軽に病院を受診』することができます。そのためあってか患者と医療者との距離が近いのです。
それに加えて「やってくれて当たり前」的な日本独特の文化が重なり、医療者の『こころ』の疲弊を招きます。これこそが看護師の社会的地位や生活のクオリティを下げていることも事実です。
日本の看護師の8割以上が仕事を辞めたいと思いながら働いているのが現状です。
看護師の仕事に全力を注ぎたい
アメリカ看護師の環境
アメリカの看護師を取り巻く環境は、快適に整備されています。
受け持つ患者さんの数も日本よりも少く、細かい制度化がされています。
看護師ひとりに過度な負担がかからないよう環境が整えられています。
日本の看護師のように、サービス残業はありません。
もしも1週間に40時間以上働く場合、1.5倍以上の賃金保証
がFair Labor Standard Overtime Laws (FLSA)の法で定められています。
残業を拒否した看護師がいたとして、にも関わらず残業をさせた場合、雇用主を罰する法律がある州もあります。
雇用者と看護師の間の取り決めがきちんとされています。
日本看護師の環境
一方、日本の看護師を取り巻く環境はどうでしょうか。
たてまえでは、業務の分担がされているにも関わらず、「正看護師」と「准看護師、看護助手、介護士」の分業ができていない病院が多く存在します。
アメリカでは、おむつ交換、採尿、入浴介助、清拭、食事介助、ベットメーキング、検査出し、リハ出しなどは、准看護師、看護助手、介護士が担当する業務です。それを日本では正看護師が担当しています。
看護師の仕事内容が多岐にわたり、本来の看護師の仕事に全力が注げない。最近はその傾向が強くなってか、悲鳴のメッセージをたくさんもらいます。
そんなメッセージをみてると、「言いたいけど言えない」のではないか、そんな気がしてなりません。
海外で仕事できる国際スキルを身に付けたい
アメリカ国際看護師の免許をとる。この最終ゴールは、アメリカで就職することでなくても、免許を取得するまでの手続き、試験勉強、合格までに経験する全ての工程が、その後の生活で役に立つのです。だから看護師が行動をはじめているのですね。
『買い物する』『手続きする』『受験する』『就職探しする』これらは世界のどこにいても個人でできてしまう現在です。
先日は、カリフォルニアで活躍されているアルツハイマーの研究者が、日本語と英語が使える第一助手をFacebookで募集していました。ネットを介した医療者を取り巻く環境は、ますます近くなっています。
『アメリカ国際看護師になる手続きも←代行を使わなくても自分やれる』
まずは行動してみましょう。
海外での生活を通して日本を再認識したい
海外で生活した国際看護師のほぼ100%の人から聞く言葉があります。
それは、『日本の良さや改善した方が良いのかもしれない部分を客観的に認識できるよね!』です。日本を客観的に見ることができるのです。
日本国内では報道されていない情報も海外にいると聞くことができます。情報は操作されて日本に届いていることもあるのです。

今後の日本はどのような状態になるのか?
情報源の多い賢い人は、自分の身を守る行動計画を密かに立てているのです。
変化に敏感な看護師さんの海外脱出の計画は着々と。
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