【新人で年収1000万以上】アメリカ国際看護師の驚異的なお給料!日本の2倍・3倍?!
こんにちは
日米看護師のカメナースです!
この記事では「アメリカ看護師の給料」について情報を得て頂けます。
日本の看護師と比べて圧倒的に高収入なアメリカや世界の看護師たち!
一番高い国は、ヨーロッパのルクセンブルク。
次に高いのがアメリカの看護師です。
では、アメリカの看護師はいったい
いくらぐら稼いでいるのでしょうか。
この記事で扱う年収・給料・時給の情報は「アメリカ労働統計局」の集計データとアメリカで働いている看護師達から聞いた情報をもとに、年収が高い順番で記載しています。
この記事の内容
- 看護師の年収・給料・時給が高い地域(1位〜20位)
- 年収1000万を超える看護師の種類
・臨床看護師教育者
・特別養護老人ホーム管理者
・外科看護師マネージャー
・ 疼痛管理看護師
・臨床看護師スペシャリスト - ナースプラクティショナー
・ナースプラクティショナーの年収・給料・時給
・年収1000万を軽く超えるナースプラクティショナーとは? - 麻酔看護師
・ 麻酔看護師の年収・給料・時給
・年収1000万を軽く超える麻酔看護師とは? - 年収1000万以上の看護師になる方法(動画)
- 助産師
・助産師の年収・給料・時給
・年収1000万を軽く超える助産師とは?
看護師の年収・給料・時給が高い地域(1位〜10位)
日本でも看護師の年収・給料・時給に『地域差』があるように
アメリカでも地域により高い低いがあります。
下記は、平均値でなく中央値です。
日本と比べると2.3倍の地域があることを知って頂けるかと思います。
年収・給料・時給に地域差
高い地域(州)1位〜20位です。
- カリフォルニア州
日本の看護師にも人気の州
$125,340
2023年3月8日の円相場1ドル=137円
カリフォルニア州の年収は約17,171万円
日本勤務医師の年収に似てます。 - ハワイ州
言わずと知れた日本の看護師に人気の州
$111,070 - アラスカ州
$99,110 - オレゴン州
$99,410 - ワシントン州
$96,980 - ニューヨーク州
日本の看護師に最も人気の州
$96,170 - コロンビア特別区
$95,220 - マサチューセッツ州
$94,960 - ニュージャージー州
$94,690 - コネチカット州
$83,860 - ネバダ州
$79,360 - ミネソタ州
$79,100 - ロードアイランド州
$78,900 - メリーランド州
$78,350 - ニューメキシコ州
$78,340 - アリゾナ州
$78,260 - コロラド州
$78,070 - イリノイ州
$77,580 - テキサス州
日系企業の本社移転に伴い、5.6年前から日本の看護師にも人気が出てきている州
$77,320 - ミシガン州
$76,710
1位〜20位|2021年5月アメリカ労働統計局(BLS:Bureau of Labor Statistics)州別看護給与の中央値を参照&引用
1位のカリフォルニア州:同じ州の中でも、ずいぶん違う看護師の年収
カリフォルニア州の中でも、働く場所により年収も物価もずいぶん変わってきます。
カリフォルニア州サンフランシスコ:約136,000
カリフォルニア州サンタクルーズ:約124,000ドル
カリフォルニア州ヴァレーオ:約124,000ドル
カリフォルニア州サンノゼ:約120,000ドル
カリフォルニア州サリナス:約120,000ドル
カリフォルニア州の面積は、日本と同じような広さです。
日本は約377,915平方キロメートル、カリフォルニアは約403,882平方キロメートル、カリフォルニアは日本より7%大きくなっています。
仕事の機会が最も多い上位の州:10選
- ニューヨーク
アメリカ内最大の都市の州 - カリフォルニア
アメリカ内50州中、日本人在米率1位の州 - フロリダ
- テキサス
アメリカで2番目に大きな面積の州 - オハイオ
- マサチューセッツ
アメリカ内50州中、7番目に小さい州 - テネシー
- ペンシルベニア
- バージニア
- ノースカロライナ
年収1000万を超える看護師の種類
アメリカの看護師は種類(タイトルやポジション)・経験年数・転職により年収1000万を超えてきます。
アメリカの病院での勤務は
1日12時間
週休4日の勤務が多く
体力ある看護師はダブルワークすることも。
- 臨床看護師教育者
- 特別養護老人ホーム管理者
- 外科看護師マネージャー
- 疼痛管理看護師
- 臨床看護師スペシャリスト
などは、『給与査定が良い人気の種類』です。
臨床看護師教育者
- 平均給与: 1年あたり1100万円
臨床看護師教育者は、医療施設内の看護トレーニングを担当する看護教育のスペシャリストです。トレーニングカリキュラムの開発、病院で働きはじめる新人看護師と看護学校の学生の監督をします。また、看護教育機関内で働く教育者もいます。
特別養護老人ホーム管理者
- 平均給与: 1年あたり1100万円
特別養護老人ホーム管理者は、ビジネススキルとヘルスケア、両方の知識や経験をいかして、老人ホームの予算やその他の財政問題を解決する仕事をしています。また、スタッフの臨床活動の監督、患者さんのケア支援の責任者でもあります。
外科看護師マネージャー
- 平均給与: 年間1100万円
外科看護師マネージャーは、外科や手術室看護のケアを計画し、外科チームナースに指示、管理、監督する仕事をします。スタッフナースをリードする仕事をしています。
疼痛管理看護師
- 平均給与: 年間1200万円
疼痛管理看護師は、腫瘍学、緩和ケア、またはホスピスなどで働きます。 患者さまの痛みの原因を特定し、ケアプランの準備や支援をします。
臨床看護師スペシャリスト
- 平均給与: 年間1300万円(主任)
臨床看護師スペシャリストは、さまざまな医療専門分野で働くアドバンス専門看護師です。通常、看護スタッフとケアマネージャーと協力して、患者さんへ最適なケア計画を立て、計画をレビュー、評価して、よくない場合は代替案を研究する仕事をしています。
麻酔看護師
新人で年収1000万超える代表的な看護師の1つが「麻酔科看護師」です。日本では麻酔科医に相当する業務がこなせるハイレベルな看護師。なるには修士号を取得しなければいけません。
麻酔科看護師の年収・給料・時給
年収・給料・時給
- 新人麻酔科看護師の年収、約1200万円
- 麻酔科看護師の半分以上が年収、約1500万円
- 平均時給は、約6000円-12000円
- 1日働くと給料は約5-10万円
- 勤続年数が長くなると年収2500万を超えてくる
- 都市部や人口が密集している地域の給与が高い
麻酔看護師(CRNA:Nurse Anesthetists)求人
年収1000万を軽く超える麻酔看護師とは?
麻酔看護師(Nurse Anesthetists)とは、麻酔医と同じ麻酔サービスを提供する認可された専門看護師です。
私は、美容外科に勤務していたとき、看護師として麻酔科医の指示のもと、麻酔器の管理や点検、静脈麻酔の管理もしていました。
美容外科、手術室、救命救急センター、集中治療室などの看護師は、麻酔管理を深く勉強する必要があります。
このような麻酔管理を、とことん突き詰め、麻酔に関しての知識と技術を極めた看護師が麻酔科看護師です。
ナースプラクティショナー
麻酔科看護師に次いで年収1000万以上の看護師は「ナースプラクティショナー(上級看護師)」です。こちらも修士号を取得した看護師さんです。
ナースプラクティショナーの年収・給料・時給
年収・給料・時給
- 新人ナースプラクティショナーの年収、約900万円
- ナースプラクティショナーの半分以上の人が年収、約1200万円
- 平均時給は、約5000円-8000円
- 1日働くと、給与は約4-7万円
- 勤続年数が長くなると年収2300万を超えてくる
- 都市部や人口が密集している地域の給与が高い
ナースプラクティショナー(NP)求人
年収1000万を軽く超えるナースプラクティショナーとは?
ナースプラクティショナーとは上級の看護職です。高い専門性と優れた看護実践能力をもつ看護職者で、一定レベルの診断や治療、処方箋の発行、開業ができる看護職です。
ナースプラクティショナーは、救急医療、精神科、小児、老年、一般と仕事をする分野が別れています。
日本にナースプラクティショナーの国家資格は存在しません。しかし、2019年現在、アメリカのナースプラクティショナーとは仕事できる範囲・権限が違っていますが、看護大学院卒業の「特定看護師」と呼ばれるナースプラクティショナーに類似の教育が始まっています。
年収1000万以上の看護師になる方法(動画)
下の埋め込みYoutune動画で麻酔看護師、ナースプラクティショナーになる方法を視聴することができます。
【アメリカ国際看護師】日本看護師免許を活かし取る方法|手続き・留学・疑問解決まとめはこちらの記事をご覧ください。
助産師
新人のときから年収が1000万を超える最後の看護師さんは「助産師」です。
助産師の年収・給料・時給
年収・給料・時給
- 新人助産師の年収、約1200万円
- 助産師の半分以上の人が年収、約1000万円
- 平均時給は、約4000円-8000円
- 1日働くと、給与は約4-7万円
- 勤続年数が長くなると年収2300万を超えてくる
- 都市部や人口が密集している地域の給与が高い
助産師(CNM:Midwife)求人
年収1000万を軽く超える助産師とは?
助産師とは、妊娠、出産、産後ケア、女性の性保健(婦人科検査、家族計画、更年期ケア)、新生児ケアなどの仕事を専門にしています。
いかがでしょうか。日本で働いているとなんだか切なくなるくらいの給料の差がありますよね。本来であるなら看護師はこれくらい貰っても構わない職業なのです。
そこでこんなアメリカの看護師に日本の看護師免許を活かしてなるにはどうすれば?
こんな視点でまとめたのが次の記事です。
【アメリカ国際看護師】日本看護師免許を活かし取る方法|手続き・留学・疑問解決まとめ
アメリカ国際看護師になるには、日本の看護師免許を活すことができるの?なりたいけど、英語できないし、自分で手続きできるのかな?将来は海外移住したいし。この記事では、アメリカ看護師免許をとるための心配や疑問を全て解決できるようにまとめました。
看護助手、准看護師、看護師、さらに麻酔科看護師。看護師の種類ごとに、日本とアメリカを徹底比較したのは、下の記事です。
看護職には、看護助手、准看護師、看護師、保健師、助産師、ナースプラクティショナー、麻酔看護師と種類がありますが、日米比べて「どのように違うのか?」こんな疑問に答えます。仕事内容から年収まで、アメリカ看護師の魅力も含めて徹底比較してみました。