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【完全版】こんなに違う!日本とアメリカの看護師を徹底比較!

こんにちは、カメナースです。

看護職には、看護助手、准看護師、看護師、保健師、助産師、ナースプラクティショナー、専門看護師、麻酔看護師と様々な種類があります。

日本とアメリカで、そんな「看護職」を比べたときに、種類が同じでも国の制度や保険システムが全く異なります。

そこで今回は、日本とアメリカで何が違うのか、
「日米の看護資格制度は?」
「看護職の種類は?」
「なるには?」
「仕事内容は?」
「役割・地位は?」
「お給料は?」
などの基本情報を徹底的にまとめた記事です。

日本とアメリカ看護資格の種類

アメリカ看護師資格

州免許制度で認定されている看護資格の種類

  • 看護助手(Nursing Assistant:CNA)
  • 准看護師(Practical Nurse:LPN)
  • 看護師(Registered Nurse:RN)
  • ナースプラクティショナー(Nurse Practitioner:NP)
  • 専門看護師(Clinical Nurse Specialist:CNS)
  • 麻酔看護師(Nurse Anesthetist:CRNA)
  • 助産師(Nurse Midwife:CNM)

アメリカ看護師資格は「州」によって異なります。アメリカという国家全体の看護師資格はありません。

日本看護系・資格

免許制度で認定されている看護資格の種類

  • 准看護師
  • 看護師
  • 保健師
  • 助産師

日本とアメリカでは、看護師免許の種類、数がずいぶん違いますね。ここからは、そんな看護師免許制度を日米で比較しながら解説していきます。

看護助手(CNA)の日米の違い

日本の看護助手

日本の看護助手になるには?

現在の日本には、看護助手になるための資格試験や免許はありません。そのため、病院で働きたいと思う人にとって、すぐにその希望を叶えることができる看護職です。

将来、准看護師、看護師を目指す学生さんにとっては、実際の医療現場を体感できます。

超高齢化社会を迎え、多くの病院が看護助手を雇うことに積極的です。そう考えると将来性のある医療職の1つですね。

看護助手の役割・仕事内容

看護助手の仕事内容は、看護師や准看護師が行う業務のサポートです。

入院中の患者さんや身体が不自由な高齢の患者さんの食事 の世話や入浴の介助、身の回りの生活のお世話のほか、患者のご家族への連絡、診療や検査の際の誘導や介助、備品管理や補充などです。

看護助手が働く場所・求人

看護助手の職場は、 病院の病棟、外来、手術室、診療所や訪問看護ステーションなどです。国家資格は必要ありませんが、「メディカルケアワーカー(看護助手)」は、看護助手実務能力認定などの民間資格が存在するので、資格があると就活のときに有利です。【国家資格】【民間資格】の違いわかる?安定の人の特徴の記事に詳しく解説しています。

アメリカの看護助手

ここからはアメリカの看護助手についてです。ナースエイドと呼ばれることもありますが、正式には英語でCertified Nursing Assistant、略語でCNAと呼ばれます。

アメリカの看護助手には資格があり、認定看護助手(CNA)として、正式に州から認定されます。

アメリカ看護助手の役割・仕事内容

仕事内容は、日本と同じように准看護師や看護師の仕事のサポートです。しかし役割・仕事内容が日本とは違います。日本では、准看護師や看護師としての仕事内容もありますので、詳しく解説していきます。

アメリカ看護助手の勤務時間

アメリカ看護助手の勤務時間は、働く場所によっても異なりますが、1日8時間シフトを働いて週5日、または1日12時間シフトで週3日働きます。夜勤シフトもあります。

病院やナーシングホームでの勤務では、週3日勤務を採用しているところが多いです。

パートタイムとしての看護助手もあり、週20〜30時間で調整されることが多いです。

アメリカ看護助手の給料

米国全体の平均年収は、$28,151ドル。日本円で約300万円くらいです。ロサンゼルスなどの大都市では、地方より高い年収になります。

アメリカ看護助手になるには

州公認専門学校や短大へ入学

アメリカ看護助手になるためには、少なくとも高等学校を卒業している必要があります。

各アメリカの州の看護師協会(BON:Board of Nursing )が公認している、高等学校や赤十字社、テクノロジーカレッジ(短大)が提供している、メディカルエドトレーニングプログラムを受ける必要があります。

学費

学費は、テクノロジー短大に行くのが一番高く、セメスター(学期)あたり$1400、約15万円くらいで教材費が含まれている学校が多いようです。

格安のオンラインプログラムを提供している学校もあるようです。しかし、看護師委員会(Board of Nursing:BON)の公認プログラムでないことが多いので注意が必要です。

免許はどこから発行されるの?

アメリカには現在は50の州とコロンビア特別区と2準州(グアム、プエルト・リコ)があり、アメリカ看護助手免許は各州ごとに発行されます。

アメリカ看護助手・免許試験

看護師委員会(BON)の公認のメディカルエドトレーニングプログラムを修了すると、オンラインで試験予約をいれることができます。

試験は筆記臨床実技があります。

筆記試験はサンプル質問が出回っているので、そこまで難しくないようです。しかし臨床実技の試験が難関のようです。

臨床実技試験は、友達と一緒に試験会場へいってもらい、その友達に患者さんの役になってもらう必要があるようです。

例えば、部分清拭(体の一部を拭く)、全身清拭、車椅子の移動、ベットメーキング、バイタルサイン測定(体温、脈拍、血圧、呼吸をはかる)などの基本的援助が臨床実技問題として出題されるようです。

日本では、看護助手はバイタルサイン測定はしませんが、アメリカでは看護助手さんも測定できるんです。

試験官は、受験者が感染管理(手洗い、手袋装着の仕方)、患者の安全性とプライバシー尊厳が十分に厳守された上で、メディカルエイド・トレーニングプログラムで学んだ臨床実技が実行できているかを判定します。

臨床実技試験の合否は、その場で決まり本人に伝えられます。

筆記と臨床実技の試験の両方に合格すると、アメリカ看護助手資格が交付されます。

ニューヨーク州立公認看護助手専門学校・短大トレーニングリストはここから確認できます。(英語) 

看護助手としてアメリカ永住権は取れるのか?

看護助手の資格を取得後、就職を通じて日本人が『就労ビザ・永住権』取得はきびしい現状です。キャリアアップを考えるとよいかもしれません。

准看護師(LPN)の日米の違い

日本の准看護師
(JLPN:Japan licensed Practical Nurse)

日本で准看護師になるには

日本で准看護師になるためには、准看護師看護学校を卒業した後に、各都道府県知事が実施する准看護師免許試験に合格すると免許が交付されます。

国家資格試験ではないので、免許を取った時、その県でしか働けないの?という質問を受けることがありました。准看護師免許も看護師と同様に全国共通の免許で、どの都道府県でもお仕事できます。

私、カメナースも最初は准看護師の免許を取得し、その後、看護師の免許を取得しました。

准看護師と看護師の区別がほぼ無い日本

准看護師は、してよいとされている仕事の範囲が定められていて、「法的には」看護師とは異なります。
しかし、実際の医療機関の中では、ネームプレートに看護師、准看護師と分けて書いてある医療機関を私はみたことがありません。仕事の内容も看護師と同じことをしていることがほとんどでした。

ユニホームも同じで、はっきりわかるように区別されていない病院が多いのが実際かなと思います。
(今まで私が勤務してきた病院や患者として行った病院ではそうでした)

准看護師制度を廃止の動き

日本では准看護師制度を廃止する動きが進んでいます。

看護協会と医師会が長く対立していて、話が進展してないようですが、これから准看護師が廃止になるかも知れない事実があることは、知っていた方がよいかもしれません。

事実、神奈川県では2013年度をもって「准看護師の養成を停止」しています。日本看護協会は、現在、准看護師として活躍している者に、看護師として、さらに力を発揮して頂けるように看護師資格取得の支援してくれています。

詳しくは、日本看護協会のホームページの准看護師に関する情報を参照してください。

アメリカの准看護師
(LPN:Licensed Practical Nurse)

アメリカの准看護師についてです。准看護師は英語での呼び方が州によって異なります。
LPN(Licensed Practical Nurse)か
LVN(Licensed Vocational Nurse)
のどちらかの英語名で呼ばれます。


アメリカ准看護師の働く場所

アメリカ准看護師も日本の准看護師と同じように病院や養護施設、介護施設、ホスピス施設、クリニックなどの医療機関で仕事をすることができます。

准看護師の仕事内容

日本とアメリカの異なるところは、看護師と『准看護師』の仕事内容がしっかりと分業されてるところです。

准看護師は、看護師や医師が計画した患者ケアプランに沿って、血圧検査や尿カテーテル挿入などの基本的な医療行為、傷の消毒や包帯の交換、バイタルサインのモニタリングなどの仕事を担当し、看護師や医師へ患者状態と要求(ニーズ)を報告します。

どんな感じで分業しているかの詳細については正看護師、准看護師、看護師アシスタント区別される仕事内容 #10の記事をご覧ください。

アメリカ准看護師になるには

准看護師になるためには、看護師委員会に認定された州公認学校の看護プログラム受けて学校を卒業する必要があります。

通常は、公立短大(Community College:通称コミカレ)のプログラムを受講します。学費が安く、入学の難度も低いのが特徴です。コミカレは卒業するまでに約2〜3年かかります。

コミカレを卒業すると、アメリカ准看護師試験「NCLEX-PN」試験を受け、合格後に准看護師資格が交付されます。

下の記事は、人気3州(ニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州)看護教育過程がある学校リストです。

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アメリカ准看護師試験:NCLEX-PN

准看護師試験の英語の呼び名は、(NCLEX-PN:The National Council Licensure Examination for Practical Nurses)です。

NCLEX-PNは、コンピュータによる試験で、問題出題数は、最低85問、最大205問、最大試験時間は5時間です。

受験者の正答率により、コンピュータが自動で出題する「CAT」と呼ばれるテスト形式です。

このテストは、出題される問題に正しく答えていけば、85問に回答した時点で終了します。しかし誤答が多かったりすると130問くらいで試験が終了したりします。

1つ1つの問題に答える時間制限はありませんが、出題される問題数が85問でも、205問だったとしても最大試験時間は5時間です。

アメリカ准看護師 LPN/LVNの給料

年収平均は州によって、若干異なります。
ナースジャーナル発表の各州年収平均

  • カリフォルニア州 $55,000
  • ニューヨーク州 $61,000
  • ワシントンDC  $63,000
  • マサチューセッツ州 $61,000
  • コネチカット州 $58,000
  • フロリダ州 $47,000
  • ハワイ $32,000

ハワイ州准看護師の給与は少し低いです。ちなみに、日本の看護師35才の平均年収は470万円台です。

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アメリカ准看護師として働くには

給料もまずますのアメリカ准看護師なのですが、留学生の場合、1年間期間限定のトレーニング生(CPTやOPT)として働くことは可能です。

しかし、准看護師の免許では、次のような場合でない限り、就労ビザや永住権をとってアメリカへ移住して働くのは難しい状況です。

ポイント

  • アメリカ人と結婚したのでアメリカ永住権(グリーンカード)を持っている
  • 1年に1回実施されるアメリカ抽選永住権(グリーンカードDVプログラム)に当選して永住権を持っている
  •  
  • アメリカで生まれたのでアメリカ市民権を持っている
  •  
  • 何らかのアメリカ就労ビザ持っている
    (アメリカ移民法の改正により状況変わることあります)

そのため留学生は、准看護師の免許取得後、4年生看護大学への進学、大学院へ進学をして「正看護師免許」をとってからの方が合法的に働くチャンスがあります。
(准看護師ではなく、日本と同じように、いきなり正看護師の免許をとる学校へ行くこともできます)

准看護師の免許をとってから、アメリカの看護大学へ進学する場合、准看護師学校での単位を大学へ移動(トランスファー:単位移行制度)することが可能です。

看護師(RN)の日米の違い

日本の看護師
(JRN: Japan Registered Nurse)

ときどき、看護師を『正看護師』と呼んだりもします。看護師も正看護師も同じです。

日本の看護師になるには?

看護師になるには、さまざまな方法があります。
共通なことは、看護学校にいかず、いきなり看護師国家試験の受験ができないことです。

看護師国家試験の受験資格を得るには、下記のいずれかの方法で必ず、『看護専門過程の勉強』と『看護実習』をして、学校を卒業しなくてはなりません。

看護師になるための中学、高校後の進路

◆印は准看護師の養成を将来的には廃止する方向であると言われているので、個人的にオススメしません。

★印の方法で、いっきに看護師国家試験資格を目指すのがオススメです。

◆中学卒業後、2年間准看護師学校で学び、准看護師の資格を取り3年以上働いたあと、2年間看護専修学校で学ぶ。

◆中学卒業後、2年間准看護師学校で学び、准看護師の資格を取って7年以上働いたあとに、2年間正看護師になるための通信教育を受ける。

現在、准看護師の免許を持っている方は、正看護師になる為に通信教育で学習ができる通信教育などの環境があるのは良いことではと思います。以前は10年以上の准看護師実務経験が必要でしたが、2018年より「7年以上働いたあと」に変更になりました。

◆中学卒業後、3年間高校の衛生看護科に行って、卒業後に准看護師の資格を取得後、「専攻科」で2年間学ぶ。

私が通学した学校も准看護師制度の廃止の動きに伴い、現在は5年間一貫制のプログラムになってました。

★中学卒業後、一貫制の看護学校で5年間学ぶ。

★高校卒業後、3年間看護専門学校で学ぶ。

★高校卒業後、3年間看護系短期大学で学ぶ。

★高校卒業後、4年間看護系大学で学ぶ。


同じ看護師国家試験に合格しても学歴で給料が違う

ここで少し触れておきたいことがあります。
日本でもアメリカでも同じですが、看護師は学歴により給料が違います。

高校卒業後、4年間の看護系大学で学んで国家試験に合格した方が給料を高く設定している医療機関が多いです。
通常、日本では月収2〜4万円くらい差をつけていることが多いようです。

看護師も他の医療者と学歴を統一、大学卒業とする制度改革の動きがもあります。

YouTube・カメナースチャンネル・知らないと差がでる看護師のあれこれ★どの看護学校に行こうかな?どの病院に就職しよう?迷ってる学生さんへ

看護師になるためには|どの方法が一番良いの?

看護師になるためには|どの方法が一番良いの?

看護師になるには、どの方法が一番良いの?あの頃、世間をよく知らなかったばがりに遠回り。これから看護師になりたいあなたが遠回りせずに国際看護師も目指して将来の進路選択のヒントになるように書いたつもりです。

アメリカの看護師
(RN:Registered Nurse)

アメリカ看護師は、英語でRegistered Nurse、略語でRNと呼ばれます。

アメリカ看護師の仕事内容

准看護師のところでも触れましたが、
日本とアメリカ看護師の異なるところは、看護師と准看護師の仕事内容がしっかり別れています。RNは、看護助手や准看護師のスーパーバイザー(管理者)の地位になっています。

この仕事内容の違いについては、アメリカ看護師試験NCLEX-RNによく出題されるので、下記にまとめています。

アメリカ看護師の勤務時間・シフト・働き方

アメリカ看護師の勤務時間は、働く場所により異なりますが、
・1日8時間シフトで週5日勤務、週2日お休み
・1日12時間シフトで週3日勤務、週4日お休み
の働き方があります。

病院は24時間稼働なので日本と同じように夜勤シフトもあります。

しかし、アメリカでは夜勤シフト専門と日勤シフト専門と別れていて、日本のような「2交代や3交代勤務」はありません。

つまり、夜勤か日勤は交代制ではなく固定です。日勤の人は日勤専属で、夜勤の人は夜勤専属です。

夜勤の給料の方が高いので、看護師になりたての若くて体力のある看護師やフェリピン出身の国際看護師たちは夜勤を好みます。結婚して家庭を持つころには、日勤のみの勤務に変えたり、それぞれに合った働き方をします。

また、日本のように、めちゃめちゃ少ない人数で夜勤をするようなことはありません。

アメリカは訴訟大国です。
患者さんから訴訟にならないようなシフトが組まれます。

看護師として訴訟に注意することは、NCLEX-RNの問題にも多くが出題されます。

さらに、日本のように残業がなく、残業があったとしてもサービス残業はありえません。州によって規定は異なっていますが、多くの州では週に40時間以上やもえず働くことになった場合、1.5倍の賃金になります。

アメリカ看護師の給料

アメリカでは学歴で看護師給料の差が大きいです。
【新人で年収1000万以上】アメリカ国際看護師の驚異的なお給料の記事にて詳しく解説しています。

アメリカ看護師の学歴

アメリカでは学歴によって看護師の呼び名が変わります。

◆Associate degree in nursing (ADN) ー 2〜3年間の看護系学校を卒業した「準学士」を保持している看護師です。
准看護師とは異なるので誤解しないでください。

◆Bachelor of Science in nursing (BSN) ー 4年間の看護系学校を卒業した「学士」を保持している看護師です。

上記の2つでは、給料がかなり違います。「4年間看護で就学のBachelor of Science in nursing 」を卒業した方がもちろん高いです。

看護大学4年制を卒業してない看護師が4年制大学卒へアップグレードする早くて安い方法 (RN to BSN)を下記にまとめています。

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日本の看護師がアメリカ国際看護師になるには

日本の看護師資格があれば、留学しなくても、だれでもアメリカ国際看護師免許を取ることができます。下のYoutube動画で、概要を解説しています。

YouTube・カメナースチャンネル・看護実習なし★看護師免許活用して英語で勉強するだけアメリカ看護師免許が取れる★

保健師の日米の違い

日本の保健師制度

保健師になるには、看護師免許を持っていることが必須です。看護師国家試験と保健師国家試験の両方を合格して初めて免許が公布されます。

保健師教育機関

保健師教育機関には次のような学校があります。

  • 看護師になる大学4年間の中で看護師と保健師コースを選択して両方の資格を取得できる学校
  • 看護師と保健師、両方を履修できる専門学校で4年間学ぶ
  • まず看護師免許取得後に1年間で学ぶ専攻科

保健師はどんな仕事をするの?

保健師は、地域の人たちへ保健指導や健康管理をする仕事をしています。赤ちゃんから高齢者まで、たくさんの人たちと関わり、病気予防のための健康指導をします。

保健師はどんな場所で仕事してる?

保健センター、企業などの保健室、学校の保健室などで仕事をしています。

アメリカの保健師

保健師は英語でPublic Health Nurseと呼ばれています。

日本では国家資格である保健師ですが、アメリカには保健師の資格はありません。

下のYoutube動画でアメリカの保健師になるには?給料についてお話しています。

ナースプラクティショナー(NP)の日米の違い

日本のナースプラクティショナー制度

日本ではナースプラクティショナー制度がまだ確立されておらず、正式には誕生していない看護職の資格です。

しかし、日本にもナースプラクティショナーを導入したい意向はあるようなのですが、反対の意見も未だあるようで、意見が別れているようです。

日本には「特定行為に係る看護師の研修制度」という制度があり、この「特定看護師※」がわずかにアメリカのナースプラクティショナーに似てはいますが、まだまだ及びません。

しかし、日本でも上級看護師の育成が始まってきています。

大学院の NP:Nurse Practitioner 教育課程は、2019 年 4 月時点で10 校あり、ナースプラクティショナーの活動成果がまとめられているので参照してみてください。

※このブロブを書いている時点では「特定看護師」は仮名であり、呼び名も未だ決定されていないとのことです。

アメリカのナースプラクティショナー

ナースプラクティショナーは英語Nurse Practitioner、略語でNPと呼ばれます。

ナースプラクティショナーは上級の看護職です。

高い専門性と優れた看護実践能力をもつ看護職者で、一定レベルの診断や治療、処方箋の発行、開業ができる看護職です。

アメリカのナースプラクティショナーなるには

ナースプラクティショナーになりたい人は、まずアメリカ看護師資格をとって、修士号を取得しなければなりません。

詳しくは下記動画をご覧ください。

助産師の制度(CNM)の日米の違い

日本の助産師制度

助産師になるには、看護師免許を持っていることが前提です。まずは看護師になるための勉強をして、看護師国家試験に合格してください。

助産師教育機関

助産師教育機関には次のような学校があります。

  • 看護師になる大学4年間の中で助産コースを選択して助産師の資格を取得できる学校
  • 看護師免許取得後に2年間で学ぶ大学院
  • 看護師免許取得後に1年間で学ぶ専攻科

これらの学校を修了した後に、助産師国家試験に合格して助産師免許を取ることができます。

助産師はどんな仕事をするの?

助産師は、赤ちゃん出産に関わるお仕事をします。出産前と出産後のアドバイス、ケア、サポートなどを、女性、赤ちゃん、パートナー、家族に提供しています。

助産師は単独では正常な出産の介助しかできないので、産科や産婦人科に配属され、産婦人科医と協力しながら仕事に携わります。

助産師はどんな場所で仕事してる?

病院、診療所、クリニック、助産所で仕事をします。出産前と出産後のお宅に訪問して、仕事をしている助産師もいます。

日本は少子化の影響から産婦人科医や助産師が就活が厳しくなっていますが地域差があるようです。

アメリカの助産師制度:CNM

助産師は英語でCertified Nurse Midwives、略語でCNMと呼ばれています。

アメリカの助産師CNMはになるには

アメリカの助産師CNMになるには、アメリカ看護師(BSN:4大卒)になります。

その後、Advanced Practice Registered Nurses ( APRN )と呼ばれる上級看護師を目指します。助産教育認定委員会( ACMEA : Accreditation Commission for Midwifery Education )の認定を受けた大学院で修士号を取るために必要な単位を修学します。

約2年間で必要な単位をとり、アメリカ助産認定委員会American Midwifery Certification Board( AMCB )の試験を受け助産師免許の発行を受けます。

大学院によっては、看護師(BSN)として1〜3年の臨床経験がないと入学できないところがほとんどです。出産や新生児に関わる臨床経験を要求している大学院もあります。

アメリカの助産師はどんな仕事?場所で仕事してる?

日本と大きな違いはなく、助産師は、赤ちゃん出産に関わるお仕事、性感染症の管理などの仕事をします。病院、診療所、クリニック、助産所で仕事をします。出産前と出産後のお宅訪問して仕事をしている助産師もいます。

日本と異なるところは、ナースプラクティショナー、麻酔看護師のAPRNと同様に『薬の処方を医師の指示なし』で、できる州があります。

アメリカの助産師CNMの給料

助産師CNMの給料は、雇用先や州によって違います。
アメリカ労働統計局によると、アメリカ全体の平均年収は103,770ドルです。

  • ニューヨーク州 $111,940
  • ニュージャージ州 $112,740
  • カリフォルニア州 $142,410
  • マサチューセッツ州 $118,640
  • コネチカット州 $111,160
  • フロリダ州 $93,880
  • ユタ州 $108,770
  • テキサス州 $79,480
  • アリゾナ州 $108,720
  • オレゴン州 $109,740
  • ミシガン州 $99,490

アメリカやカナダなど国で活躍する!出産に関わるドーラ(Doula)のお仕事

ドーラと聞けば「天空の城ラピュタ」を連想しますが、実際には人の名前ではありません。助産師とは違いますが、ドーラと呼ばれる出産する女性、赤ちゃん、パートナー、家族のサポートをする、そんな職業があるのです。

出産前の準備、呼吸法の練習、授乳のサポート、マッサージ、育児など出産に関わるお手伝いをしています。

ドーラになるには資格がいるの?

国家資格はありません。数日間のトレーニングを受けるとドーラ認定証明書を発行する州もありますが、しない州もあります。

麻酔科看護師(CRNA)の日米の違い

日本の麻酔科看護師制度

日本の麻酔科看護師は、ナースプラクティショナー制度と同じく、まだ確立されておらず、正式にはありません。しかし、周麻酔期看護師を育成している大学院があります。

アメリカの麻酔科看護師制度:CRNA

麻酔科看護師は英語でCertified Registered Nurse Anesthetist、略語でCRNAと呼ばれています。

アメリカでは、麻酔科医だけでなく、看護師も手術時の麻酔をすることができます。麻酔科医は、英語でAnesthesiologistです。

アメリカの麻酔看護師CRNAになるには

アメリカの麻酔看護師CRNAになるには、アメリカ看護師BSNになり、その後、Advanced Practice Registered Nurses (APRN)と呼ばれる上級看護師を目指します。大学院で修士号を取るために必要な単位を修学します。

大学院によっては、看護師(BSN)としての臨床経験がないと入学を許可していないところがほとんどです。

National Board of Certification and Recertification for Nurse Anesthetists (NBCRNA)と呼ばれる、認定試験に合格することで、麻酔看護師になります。

麻酔科看護師 CRNAの地位

アメリカの医師には「レジデント」と呼ばれる医師がいますが、CRNAはその医師より臨床経験があることから、就職も有利です。

経験、学費、努力してCRNAとなると、その頑張りが認められるのは、さすがアメリカです。日本の医師並みの給料の見返りがある看護職の種類として上級です。

麻酔科看護師はどんな仕事をするの?

麻酔科看護師は、外科医、麻酔科医、歯科医など、他の専門家と協力して、麻酔の安全な管理をするのが主な仕事です。腰痛や癌による痛みなど、患者さんの疼痛のコントロールなどの仕事もしています。

麻酔科看護師はどんな場所で仕事してる?

ほとんどの麻酔科看護師は病院の中、特に手術室や産科治療室で働いています。外来手術センター、公衆衛生センター、形成外科センター、疼痛管理センターなどがあります。歯科医院や美容外科でも働きます。

アメリカの麻酔科看護師の給料

給料は州によって違います。
アメリカ労働統計局によると、アメリカ全体のCRNA平均年収は164,030ドルです。

  • ニューヨーク州 $177,100
  • カリフォルニア州 $197,640
  • ハワイ州 $189,030
  • マサチューセッツ州 $182,550
  • コネチカット州 $181,410
  • フロリダ州 $154,360
  • ユタ州 $156,810
  • テキサス州 $159,670
  • アイオワ州 $193,490
  • オレゴン州 $184,300

以上です。
今回はアメリカの看護師と日本の看護師の大きな違いについて解説してみました。

次の記事は、そんな「アメリカの看護師になるためにどうすればいいか」を詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。

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北海道生まれ。九州と中部の看護学校を卒業後、准看護師 → 看護師免許を取得。看護奨学金を返済後に上京する。看護が好きすぎて、ほぼずっと2つ3つの病院をかけもちしながら働いてました。その後ニューヨークへ渡米。NCLEX-RN試験に合格。ニューヨーク州国際看護師 New York State Registered Nurse になる。その後、ライセンスをCalifornia State, RNにエンドース。外科、内科、循環器外科、集中治療室、整形外科、耳鼻咽喉科、訪問看護、在宅看護、夜勤専門看護師、オペ室、ファミリープラクティス、美容外科、美容皮膚科、メディカル・スパの診療科に勤務。看護師になりたいと思ったきっかけは幼少のころから父の転勤が多かったこと。どこに住んでも活かせる絶対安定の資格とスキルを身に付けておきたいと思い、現在進行中。さらに詳しくという方は詳細ページへどうぞ。

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