日本の大学で取得した学士や修士をアメリカで証明する方法解説
こんにちは!
カメナースです。
この記事では、日本で取得した学士・修士をアメリカで証明する方法を解説しています。
留学の前、またアメリカで働いた後に日本の通信大学で学士・修士を取得したときに利用します。
この記事の内容
日本で取得した学士・修士はアメリカでは必ず審査が必要なの?
日本で取得した学士・修士をアメリカで証明するには
審査を受ける必要があります。
審査を受ける必要がありの例としては
- アメリカ看護師免許をとった後に日本の看護大学で看護学士へ学位をアップグレードしたとき
このようなときに、
日本で取得した学位を世界的な審査をする機構に提出して審査を受けます。
こんな審査を受けるの面倒臭い
そんな声もあるかと思います。
このような面倒を避けるためには、アメリカナース免許を取る前に、自分の学位を「看護学士」へしておくことで回避できます。
日本の看護師免許を持っていると
州によっては、
NCLEXテストを受けるだけで
アメリカナースの免許が取れます 。
NCLEXテストを受ける前に
外国人看護師のための審査「CGFNS」と呼ばれている機関 で「看護学士を取得してから」審査を受ける場合は、この記事の学位証明をする必要がなくなります。
学位証明に必要な物と注意点
- 「学位授与証明書」英文
- 「成績証明書」英文
- 「証明書発行手数料」約$200前後
上記の各証明書は、直接のWORLD EDUCATION SERVICEやNACESのメンバーに加盟している、審査元へ発行機関から直接送付が推奨されています。
もし、直接送付ができない場合は、各証明書の封筒は全体に閉じられた状態で送る必要があります。(開封厳禁です!)
成績を見たい理由で、封筒を開けてしまわないように注意しましょう!
下は、各証明書を入れる封筒のサンプルです。
大学や証明書を発行機関の公印とサインが入り、誰かが偽装したりしたものでないことを示すため厳重に、発行機関の責任で封筒を閉じてくれます。
日本で取得の学位をアメリカで証明してくれるサービス
このサービスは、
看護師だけが利用するサービスはありません。
アメリカの大学や大学院に行く人も利用します。
45年以上、留学生や専門家が目標を達成できるよう資格の評価を支援しているサービス
30年以上に渡って、留学生や専門家の資格評価を支援保証しているNACESが、メンバーを紹介しています
National Association of Credential Evaluation Services (NACES)
手続きはオンラインでできます。
WORLD EDUCATION SERVICE(WES)の手続き方法を詳しく日本語で説明のブロガーさんの記事は見やすいです。
リンクを貼っておきます。
アメリカ留学生必見!World Education Services (WES) の使い方
学士・修士にアメリカ就職に関連するよくある質問:Q and A
- 【質問】
看護準学士(Associates Degree in Nursing:ADN)から看護学士(Bachelor of science in nursing:BSN)に変わった場合、州へ登録したり、新たな免許証が発行されるわけではないですか? - 【回答】
おっしゃる通りです。
ADNからBSNに変わったからといって、州へ登録したりすることはなかったです。
- 【質問】
看護準学士(Associates Degree in Nursing:ADN)から看護学士(Bachelor of science in nursing:BSN)に変わった場合、職場に英訳した卒業証書の提出必要ですか? - 【回答】
職場へ伝えたり、提出したほうが良いです。 給与が変わります
- 【質問】
ナースとして職場にはどのような物を提出するのでしょうか? - 【回答】
・看護師免許番号と履歴書(BSNであることを記入)
・職歴書の提出
・予防接種を受けている証明書
・州によっては指紋の提出でした。
アメリカはオンラインで各看護師の免許登録情報が確認できますので、卒業証書や成績証明書の提出はしなくてよかったです。
その他、病院就職の際に、一次救命処置(Basic life support : BLS)の証明書が必要なところが多いです。
- 【質問】
日本の大学学位を認めてもらえるか、アメリカでのBSNとして認めないなんて言われたりしないかな...というのが心配ですがどうでしょうか? - 【回答】
就職する病院や施設にもよるかもしれません。しかし、今のところ「日本の大学の学位が認められなかった」ということは聞いたことがないです。ブログ読者さまで「認められなかった」方がいらっしゃいましたら、これからの方たちに役に立つと思いますのでご連絡いただけましたら幸いです。
この記事の著者:ニューヨーク・カリフォルニア国際看護師(BSN)・1級ネイリスト カメナース