アメリカ永住権(グリーンカード)がなくならないように維持するには?
こんにちは
日米看護師のカメナースです!
この記事では「アメリカの永住権(グリーンカード)を維持」について情報を得て頂けます。
カメナースのサポートを利用した方も、これからの方も役くに立てて頂ける内容になってます。注意を守って、申請が必要な際は申請して、充実した素敵なアメリカ生活を送りましょう!
アメリカの永住権(グリーンカード)を維持するため
には、
以下の7つのポイントを注意することが重要です。
この記事の内容(目次)
永住権(グリーンカード)を維持する
アメリカに居住すること
永住権保持者(グリーンカード保持者)は基本的にアメリカに居住する必要があります。特に、1年間以上アメリカ国外に滞在する場合、永住権を失うリスクがあります。6ヶ月以上の国外滞在も慎重に扱うべきです。
在日米国大使館と領事館からの案内
永住資格の維持
米国外の滞在について
米国移民法は「移民として米国に入国した人は米国に永住する」ということを前提としています。従って米国外に1年以上滞在した場合、永住者としての資格を失うことになります。
再入国許可証=リ・エントリー・パーミットの取得
長期的に(1年以上)アメリカを離れる必要がある場合は、リ・エントリー・パーミット(再入国許可証)を取得することをお勧めします。これにより、2年間はアメリカ国外に滞在しても永住権を維持することができます。
再入国許可証は、必ず米国内にいるうちに申請してください。
米国外に1年以上、2年未満滞在する予定の方は再入国に際して再入国許可証が必要です。再入国許可証の申請には、Form I-131を米国内で提出しなければなりません。申請の際にリクエストすると、在外大使館・領事館で受領することができます。
在日米国大使館と領事館からの案内:再入国許可証=リ・エントリー・パーミットの取得のリンク
Form I-131(渡航文書申請書)をダウンロードするリンク
タックス・リターンの提出
アメリカに住んでいる間は、アメリカの税法に従って税務申告を行う必要があります。税務申告を行わないと、永住の意思がないとみなされる可能性があります。
米国のタックス・リターン(税務申告)を提出する方法は以下の通りです
1. 必要書類の準備
- W-2フォーム:雇用主から提供される給与の報告書。
- 1099フォーム:フリーランスやその他の収入源からの報告書。
- その他の所得証明書: 銀行の利息、投資利益、失業手当など。
- 納税者識別番号(SSNまたはITIN): ソーシャルセキュリティーナンバーまたは納税者識別番号。
- 控除証明書: 医療費、住宅ローン利子、教育費などの控除対象経費の証明書。
2. 適切なフォームを選択
- Form 1040:通常の個人所得税申告書。ほとんどの納税者が使用します。
- Schedule A:項目別控除を使用する場合。
- Schedule C:自営業収入を報告する場合。
3. 申告方法の選択
電子申告(e-filing)
- IRS Free File: 年収が特定の基準以下の場合、IRSが提供する無料の電子申告ソフトウェアを利用できます。
- 税務ソフトウェア: TurboTax、H&R Block、TaxActなどの市販の税務ソフトウェアを使用して申告。
- 税務専門家の利用: 認定税理士(CPA)や税務代理人(EA)に依頼することで、電子申告を代行してもらえます。
紙の申告
- フォームのダウンロード: IRSのウェブサイトからフォームをダウンロードし、記入後郵送します。
- 郵送先: フォームに記載されたIRSの該当住所に郵送します。
4. 申告書の提出期限
- 通常の提出期限: 毎年4月15日。ただし、週末や祝日の場合は翌営業日が期限となります。
- 延長申請: Form 4868を使用して申告期限の延長を申請することができます。延長期限は通常10月15日ですが、税金の支払いは元の期限までに行う必要があります。
5. 返金の受け取り
- 銀行振込: 銀行口座情報を提供することで、返金を直接振り込んでもらえます。
- 小切手: 郵送で受け取ることも可能です。
6. ドキュメントの保管
- 保管期間: 申告書と関連書類は最低7年間保管。
これらの手順を踏むことで、米国のタックス・リターンを適切に提出することができます。特に複雑な場合や不明点がある場合は、税務専門家に相談することをお勧めします。
クリミナル・レコードの管理
重犯罪や特定の軽犯罪に関与すると、永住権を失うリスクがあります。法を遵守し、犯罪に関与しないように注意することが重要です。
アメリカとの結びつきを継続
銀行口座の保持、アメリカの住所の維持、アメリカでの仕事、家族の居住など、アメリカへの強い関心と結びつきを示すして継続することが重要です。
連続的な国外滞在の回避
短期間で何度も国外に出入りする場合も、移民局から永住の意思がないとみなされる可能性があります。帰国の頻度や滞在期間に注意が必要です。
米国市民権の取得
永住権を持ってから一定期間(通常5年)経過後、アメリカ市民権を取得することも検討できます。市民権を取得すれば、永住権を失うリスクはなくなります。
まとめ
アメリカ永住権(グリーンカード)がなくならないように維持するには?
- アメリカに居住すること
- 再入国許可証=リエントリーパーミットの取得
- タックスリターンの提出
- クリミナルレコードの管理
- アメリカとの結びつきを継続
- 連続的な国外滞在の回避
- 米国市民権の取得
これらの7つのポイントを守ったり、検討したり、申請することで、アメリカの永住権を維持し続けることができます。