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知らないと大変な目にあう可能性!看護師が働くぞれぞれの診療科の特徴

私が看護学生の時は授業や実習で病院にある全部の診療科について学びました。私はそうだったんですが、看護学校で勉強しただけでは、それぞれの診療科にはどんな特徴があってどんなところが良くて、どんなことが大変のか、そこに入院している患者さんはどんな感じ?などは詳しく知ることができていませんでした。知らないと、病院へ就職して1年も経たずに仕事を辞めるなど大変な目にあう可能性もあります。

看護師が働く場所はたくさんありますので、看護師が働くぞれぞれの診療科の特徴、自分の看護師経験目線や友人看護師から聞き取った情報で各診療科の特徴をまとめてみました。

内科一般

消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、血液内科といったように、内科はそれぞれの体の部分・機能にしたがって細かく分かれているのが特徴です。 大学病院では、細かにそれぞれの内科系診療科が別れていて、看護師が配属になります。しかし、中小規模の病院では内科系として消化器、呼吸器、循環器など全部まとめた場合が多く、そのために看護師は体の各部位の幅広い知識が必要です。

患者さんの特徴としては、高血圧や糖尿病などの慢性疾患を根気強く治療を続けている患者さんは回復期からターミナル期まで様々な症状の患者さんが多く入院しています。慢性疾患を持った患者さんは、疾患と一生つきあう必要がある方もいらっしゃるので入院生活の間に看護師はコミュニケーションを上手にはかり、疾患が悪化しないように生活指導を取り入れたり、神経を配って話をじっくりと聞いてあげることで、治療の辛さ、慢性疾患を病まってしまった苦しさをやわらげてあげることが必要です。入院したばかりの患者さんやターミナル期の患者さんは急変も起こりやすく、看護師は的確な判断力と冷静さで急変対応が必要になることもあります。

内科一般に向いているかなと思われる看護師の特徴

  • 気が長く、忍耐強い、すぐにイライラしない人
  • 人間が大好きで、長く接するのが好き
  • 歩くスピードや話すスピードがわりと遅め
  • じっくり考えて判断するタイプ
  • 空気や人の心を察するのが得意な人

外科一般

外科は手術で疾患を治療する、消化器外科、整形外科、呼吸器外科、心臓外科といったように手術することによって患者さんが疾患からみるみる回復していく姿を見ることができる診療科です。外科一般の中にはICUやCCU、ERなど高度な治療が必要な患者さんがいる科も含まれます。ターミナル期の患者さんは通常、外科系には入院しないため、内科系に比べて入院期間が短いことが多いのも特徴です。大学病院では、細かにそれぞれの 外科系診療科が別れていて、看護師が配属になります。しかし、中小規模の病院では 外科系として消化器、整形、呼吸器、循環器、脳神経など全部まとめた場合が多く、そのために看護師は内科系と同じく体の各部位の幅広い知識が必要です。

患者さんの特徴としては、手術による痛みが強くある方や手術後に行動制限が設けられている方が多く、他の科に比べるとナースコールが鳴る回数が多いこともあります。手術をしたけれど完治する見込みのない患者さんが転科や自宅での療養へ変更になることもあるので、絶望的な気持ちになってしまった患者さんの心のケアも重要となります。

外科一般に向いているかなと思われる看護師の特徴

  • 忍耐強い、すぐにイライラしない人
  • 人間が大好きで、要点をつかむのが早い人
  • 歩くスピードや話すスピードがわりと速め
  • 赤いものを見るとワクワクする人
  • テキパキ判断するタイプ
  • 行動力がある人
  • 空気や人の心を察するのが得意な人

小児科

小児はみなさんが想像しやすい子供の病気を治療する科です。可愛い子供の看護がしたいので、小児科の看護師になりたいと希望する人が多いです。しかし、実際に看護実習へ行って、小児科で働いてから気が変わる人も多いのが特徴です。小児科の新生児集中治療室NICUでは、高度な治療が必要な未熟児や障害を持って産まれた赤ちゃんの看護が必要になり緊張感を持って観察、判断力、高度な看護技術が必要になります。

患者さんの特徴としては、具合の悪い子供は機嫌が悪く泣いてばかり、辛そうな可愛い子供の姿を仕事で見るのを想像できて無かった。精神発達がまだ未熟、表現力もまだ乏しい子供への接し方が難しい、病気と闘っているお子さんのご両親はみなさんデリケートなのでコミュニケーションが難しいと感じる人も多いのが特徴です。特に看護技術が未熟な看護実習生や新人ナースには自分の子供を看護して欲しくないと希望される両親もいらっしゃいます。大人に比べ全ての体のパーツが小さいので薬液の量も細かく医師より指示があるので、大人の看護よりも更に細心の注意が必要になります。元気になって家族とともに笑顔で退院してゆく可愛い子供の姿、その子が成長して病棟へ顔を見せてくれるなど嬉しいこともたくさんある科です。

小児科に向いているかなと思われる看護師の特徴

  • 子育て経験がある人
  • 手先が器用な人
  • 柔らかいのを見るとワクワクする人
  • 子供が大好きで、要点をつかむのが早い人
  • ゲームや遊び、リクリエーションが好きな人
  • 行動力がある人
  • 空気や人の心を察するのが得意な人
  • 忍耐強い、すぐにイライラしない人

産科・婦人科

産科と婦人科は2つの科が別々の病院と産婦人科として2つの科を混合している病院があります。 産科は出産、婦人科は女性特有の病気を診療、治療、看護しています。

患者さんの特徴としては、2つの科を混合している病院の場合、おめでたい出来事である出産と女性特有治療も難しい患者さんが同じフロアーに入院を余儀なくされることがあり看護師はそれぞれの患者さんへ心配りが大切になります。お母さんとその赤ちゃんが笑顔で退院の喜ぶ姿をみてやりがいを感じる看護師が助産師になりたいとキャリアアップをすることもあります。病院に小児科、新生児集中治療室NICUが同じない場合、出産前から何らかのリスクが予測さている患者は紹介状を持って転院されて行きます。

産科・婦人科に向いているかなと思われる看護師の特徴

  • 子育て経験がある人
  • 手先が器用で細かな作業が得意な人
  • 柔らかいのを見るとワクワクする人
  • 女性や子供が大好きで、要点をつかむのが早い人
  • ゲームや遊び、リクリエーションが好きな人
  • 行動力がある人
  • 空気や人の心を察するのが得意な人
  • 気が長い、忍耐強い、すぐにイライラしない人

精神科・神経内科

この科は患者さんの心のケアをする科になります。内服薬や注射薬、心理カウンセリングにて治療が進んで行きます。自殺願望や自傷行為、他者を傷つけてしまいそうな気配がある患者さんは、強制入院、措置入院、医療保護入院を余儀なくされます。病院に入院する患者さんは急性期用病棟、回復期用病棟、女性専用病棟、男性専用病棟など患者さんのこころの状態や症状により分類された病棟が多いです。昨今は高齢者認知症の方が精神科・神経内科に入院となることも多いです。

患者さんの特徴としては、看護師のコミュニケーションや看護によって患者さんの症状が回復へ向かったり、また悪化することもあるので、患者さんのストレスや不安を解消しながら、態度や言動から患者さんの小さな変化も察知し心のケアを進めてゆくことが重要になります。退院し社会復帰されていく方の姿を見ることが看護師のやりがいに繋がってます。

精神科・神経内科に向いているかなと思われる看護師の特徴

  • 気が長い、忍耐強い、すぐにイライラしない人
  • 話をするより聞くのが好きで聞き上手な人
  • 空気や人の心を察するのが得意な人
  • ゲームや遊び、リクリエーションが好きな人
  • 赤いものや傷など見るのが苦手な人

手術室

予定されている手術、緊急手術など常に緊迫した環境で看護師は仕事をします。看護師は滅菌された手袋を付けて医師にメスなどの医療器具を手渡しする直接介助、患者さんの手術中の状態を記録に残したり、出血した量をカウントしたり、足りない医療器具を運んだりする間接介助をします。麻酔をかけて手術している患者さんの側には医師、麻酔科医師が一緒に仕事をしているので医師との距離が近くなります。心臓、脳、移植などの大掛かりな手術では機械の異常にすぐさま対応できるように臨床工学士も一緒に一丸となって手術成功へ向けて働きます。医師にはそれぞれの癖や医療器具の好みがあります。医療器具の種類はものすごい数がある為、その名前や用途を記憶するして、手術中の医師をスムーズに介助するには手術回数を重ねて経験を積んでいくことが必要になります。

患者さんの特徴としては、手術と聞いただけでかなりの不安や緊張がある方が大半です。手術室看護師は手術前に患者さんの病棟へ訪問してコミュニケーションをとり不安や緊張を緩和するケアをします。患者さんは、手術室へ入る前に少し眠くなり意識がボートする薬を使って手術室に入り、その後に麻酔をかけ意識の無い状態で手術が開始される場合、手術室看護師は患者さんが寝ている間に仕事している状態です。手術後の患者さんが手術によって劇的に回復し、患者さんと喜びを分かち合うことができないことが手術室看護師のやりがいに繋がらず、病棟看護師と異なるところです。

手術室に向いているかなと思われる看護師の特徴

  • 細いかことに気を配るのが得意な人
  • 赤いものを見るとワクワクする人
  • 理論的に考えるのが得意で要点をつかむのが早い人
  • 歩くスピードや話すスピードがわりと速め
  • テキパキ判断するタイプ
  • マスクを常に付けるのが好きな人
  • 長時間の立ち仕事に耐えられる体力に自身がある人

以上、看護実習でも必ず行く、診療科について、どんな特徴があってどんなところが良くて、どんなことが大変のか、そこに入院している患者さんはどんな特徴があるのか、その科に向いているかなと思われる看護師の特徴をまとめてみました。人の性格が一人一人違うように病院へ入院される患者さんの特徴や症状も様々です。一概に全てがまとめたことに当てはまらないこともあると思いますが、それぞれの診療科の特徴を知ってどんな看護師を目指したいか、どこの診療科に配属希望を出そうか考える際の目安にしてみてください。

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プロフィール
Kame Nurse, BSN, RN
Japan
New York State
California state

北海道生まれ。九州と中部の看護学校を卒業後、准看護師 → 看護師免許を取得。看護奨学金を返済後に上京する。看護が好きすぎて、ほぼずっと2つ3つの病院をかけもちしながら働いてました。その後ニューヨークへ渡米。NCLEX-RN試験に合格。ニューヨーク州国際看護師 New York State Registered Nurse になる。その後、ライセンスをCalifornia State, RNにエンドース。外科、内科、循環器外科、集中治療室、整形外科、耳鼻咽喉科、訪問看護、在宅看護、夜勤専門看護師、オペ室、ファミリープラクティス、美容外科、美容皮膚科、メディカル・スパの診療科に勤務。看護師になりたいと思ったきっかけは幼少のころから父の転勤が多かったこと。どこに住んでも活かせる絶対安定の資格とスキルを身に付けておきたいと思い、現在進行中。さらに詳しくという方は詳細ページへどうぞ。

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